簡単 揚げ餅の作り方!

2014/04/29

当社では大きな揚げ釜で餅米を揚げてますが、
ご家庭でも簡単に出来るようです。

正月の鏡餅や、お汁粉用に購入した切り餅って、どうしても残ってしまいますよね。
そのまま放置しておくとカビが生えたり、冷凍しておいても使い道がなくいつまでもスペースを取ってしまったり・・・、餅を愛する日本人としては、捨てることなく有効に活用したいところですね。
その一つが、揚餅です。サクサクとした「せんべい」の食感は、何故か手が止りません。
作り方は簡単。ただ、餅を乾燥させる日数が必要ですが、行程は「放置」です。
乾燥したお餅は長期保存もできます。是非作ってみて下さいね。
材料
切り餅、鏡餅・・・余って使い道のない分を適量
醤油、塩・・・適量
揚げ油
1. 餅は、包丁で細かく刻みます。切り餅なら、5㎜くらいにスライスして形を均一にしましょう。すべて細かくしたら、ざるに並べて天日干しにします。風通しのよいところに置き、餅が完全に乾燥するまで放置します。1週間~10日は干しておきましょう。

2. 一つ一つが細かくひび割れて、カチカチに固くなったら素材の完成です。少しでも湿り気が感じられたら、放置期間を延長しましょう。

3. 中火で熱した油の中に、乾燥した餅を入れます。3~5倍くらいの大きさになるので、少なめに、余裕を持って投入して下さい。白く膨らんで浮き上がってきますので、きつね色になるまで中火のまま揚げます。油断して焦がしてしまうと、味が苦くなってしまうので注意しましょう。

4. きつね色になったら、アミやザルにあけ、熱いうちに少しずつまんべんなく醤油をかけます。ジューッという音が鳴るくらい、揚げた後の間を置かずに醤油をかけて下さい。荒熱が取れたら一つ味見をしてみて、味が薄いようであれば塩をふりましょう。常温になったら揚餅の完成です。

揚げる際にはやけどに注意して下さい。餅は、十分に乾燥している状態でないと、カリッと揚がりません。
歯にグッチャリとくっついてしまう仕上がりになってしまうので、カチカチになるまで乾燥させて下さい。
干す際、ザルが無い場合は、牛乳パックを切り開いて、その上に並べて干しても大丈夫です。
乾燥すると、ビシビシとひび割れが生じますが、その自然にできたひび割れが、食欲をそそる抽象的な形を作ってくれます。
揚げ油に入れると、ポップコーンのように白く膨らんできます。
菜箸で丁寧にひっくり返し、ほどよいきつね色になるのを待ちましょう。
手作りですので、長時間放置すると湿気ってしまいます。
なるべく、揚げたその日に食べきるようにしましょう。
乾燥した餅は、密閉容器やジップロックなどに入れて常温で保存します。
長期保存が可能です。揚げたらすぐに出来上がるので、食べたいときに、必要な分だけ揚げるようにして、一番美味しい状態で食べさせてあげて下さいね。
作りたての美味しさは、市販のものとは比べ物になりません。
余ってしまったお餅に困っていた方、カビが生えて捨ててしまったことがある方、美味しいおやつにしてしまいましょう。

おかき、あられ、珍味、豆菓子
ハブタ商店

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